2014年5月25日日曜日

御社内にも社内起業家は、います

 

社内にいながら新規事業を起こす人なんてどこにいるだろうか。 そもそも起業家といえば、古巣を飛び出し、華々しく新しい事業を起こす人ばかり。と思いがち。 だが、独立するほどでもなくて「社内起業家」と呼ぶべき人もたしかに存在していると私は考える。 

ここで指す社内起業家とは「この会社でイノベーションを起こしたい」「別に注目されなくてもいい、独立したいわけでもない。ただ会社をよくしたい」と思うような人のことだ。 これくらいなら大なり小なり誰しも思うことだろう。 なんとか一人前になり、会社の問題点も見えてきた頃、「この会社はここがダメだ」と悟る。そんな人はいっぱいいる。 だから、社内起業家は大企業の中にだって、中小企業にだって、ベンチャー企業にだってあまねく存在する。

 ただ、社内起業家がまとう衣がある。それは皮肉屋の衣だ。 
「この会社は大きすぎてイノベーションどころではない」
「この会社はリソースを取られすぎて、新しいことが起こせる余裕がない」
「新しい提案など現状維持派がつぶしてしまう」
「こんな話、上が聞く耳を持たない」 
とかんがえる皮肉屋の心の内には、それを実現するのを目にしたいと考える理想屋が同居している。 その理想、踏みつけられているかもしれないが、死んではいない。 

考えてみて欲しい。皮肉を持つように至ったのは、過去に理想を裏切られたとか、そもそも理想を持ったことがあるからだ。 皮肉屋の心を動かせば、きっと手を貸す。
だから、そのアイデア、諦めないでください。 
気に入らない奴には噛み付いていけ。 じゃがりこで顎を鍛えろ。

0 件のコメント:

コメントを投稿